
2025.02.012025.03.13
Hokusai : another story in Tokyo
葛飾北斎の版画が持つ「量産とアートの両立」に着目し、伝統を現代の視点で再解釈した本作。
江戸時代から現代に至る過程でIPとして成立し、世界の芸術家に影響を与えた北斎の版画を背景に、ハートや©️、目のモチーフを用いて、日本の複製文化と需要と供給のバランスを問い直す。
背景のハートは、人と人が繋がる欲求を抽象的に表現し、©️はその繋がりに対する独占やビジネス的課題を象徴しています。また、目のモチーフは、状況を俯瞰する第三者の視点を示し、繋がりたい人々の多さと、それを独占する仕組みの少なさの矛盾を描いている。
本作品は、IPが共有されるべきか、個人で保有されるべきかという問いを提示し、需要と供給について考察する機会を提供。
会場:渋谷東急プラザ3階

			
			



